置き換えダイエットは痩せない?正しく取り入れてスリムボディゲット!

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「置き換えダイエット」は痩せるの?痩せないの?

 

運動不足やストレスでいつの間にか増えてしまった体重は、特別なダイエットなどしなくて、食事メニューの改善や簡単な運動などを取り入れるだけでもある程度簡単に減っていきます。

 

ですが日々忙しい方や家事育児で忙しい方など、いつか痩せたい、いつかダイエットすると思いつつもなかなか実行できていない方は、年単位で痩せられないまま悩んでいたり、気づいたら手遅れと思ってしまうほど体重が増えてしまっている場合も多いはず。

 

そんな悩みを抱える方にとって、一度は試してみたいと思うのが、テレビや雑誌などのメディアでも紹介されている「置き換えダイエット」です

 

そこで今回は、そもそも置き換えダイエットとは何か正しく行うにはどうしたらよいのかを、詳しくご紹介いたします!

 

なかなか痩せられないと悩んでいるあなた、ダイエット方法のひとつとしてぜひ参考にしてみてください(^_-)-☆

 

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置き換えダイエットとは

先生!アタシ、マイクロダイエットとか、プロテインダイエットとか、とっても興味があります!

あおいは超絶運動嫌いだから、食事の内容を見直すダイエットが始めやすくていいのかな。

昔に比べて、最近の置き換えダイエット用食品は美味しくなってるって聞くし、アタシでも楽しく続けれるかなーと思って♪

なるほどね!とはいえ、まずは始める前に、置き換えダイエットについて少し確認してみよう!

 

一般的にいう置き換えダイエットとは、1日3食のうちの1~2食を果物やダイエット食品などの低カロリー食に置き換えるダイエットのことです。

 

これにより、1日あたりの摂取カロリーを代謝で消費されるよりも少なくし痩せる、または痩せやすい体にすることを目的としています。

 

置き換えダイエットは、バナナやキウイ、リンゴにこんにゃくなど、低カロリーな食材だけを食べるという極端な内容のものから、プロテインやいろいろな必須栄養素を含んだダイエット食品などを利用する方法など、数十年前から様々な形で紹介され続けている人気のダイエット法です。

 

○○だけ食べる置き換え

 

置き換えダイエットが流行した最初のケースは、おそらく2008年に起こった「朝バナナダイエット」ブームです。

 

ネットのクチコミなどで「朝食をバナナだけにすると痩せる」という話が広がったことをきかっけに、テレビ番組で紹介されたり、実際に試した芸能人が何キロ痩せた!とブログで報告したりと、爆発的なブームとなったこの「〇〇を食べるだけ」という置き換えダイエットです。

 

バナナのほかにも、リンゴダイエットやキウイダイエットなどもありましたよね^^

 

しかし現在は、これらのダイエット方法はあまり流行していません。

 

これは〇〇だけ食べるダイエットというのが、単に食事量を減らしているだけであり、必要な栄養素が不足しがちになるという問題点がひろく認識されるようになったためです。

 

もちろん、働き盛りの中高年の方や思っている以上に体力を消耗しているお母さんが行ってよいダイエット法ではないことは言うまでもありませんね。

 

置き換えダイエット用食品

 

置き換えダイエット用食品として販売されている商品の多くは、大豆由来のプロテインを主成分とし、ビタミンやミネラルと言った不足しがちな栄養素も配合された「高たんぱく低カロリー」の栄養補助食品です。

 

これらの食品を利用した置き換えダイエットは、主成分であるプロテインの名前を使い「プロテインダイエット」と呼ばれることもあります。

 

置き換えダイエットで有名な商品の一つである「マイクロダイエット」の公式ホームページを見てみると、マイクロダイエットの説明として以下のような文章が記載されています。

約1,200kcalの食事に相当した栄養素が、マイクロダイエットなら170kcalにギュッと詰まっています。
1食分わずか170kcalのマイクロダイエットに含まれる栄養素はなんと約50種類!
普段の食事でも完璧に補うことが難しいこの栄養素を、実にバランスよく含んでいることが一番の特長です。

 

つまりこの種の置き換えダイエット用食品は、必要な栄養素の量を減らすことなく、摂取カロリーを極限まで制限するものということがわかります。

 

病後や産後はおすすめできない

必要な栄養素が十分にとれるなら、どんなときでもどんな人でもダイエットのために利用してOKなのでは!?と思ってしまいますが、ことはそう単純ではありません。

 

例えば産後の女性の場合を例に挙げると、厚生労働省が定める授乳期間中に必要なエネルギー量は、平均的な体型の18歳から49歳までの女性の1日推奨量である2,000kcalに加えて、350kcal摂取するようにとされています

 

厚生労働省からの情報からすると、産後は特に行き過ぎた低カロリー食も、過剰なカロリー摂取も行ってはいけないことになります。

 

また病気や病み上がりの方も、体力回復やケガの治癒のためにやはり多くのエネルギーが必要ですので、ダイエット目的での食事の置き換えはこのような症状が完全に回復してからにしましょう。

 

 

 

結局のところ、置き換えダイエットはやっていいの?

 

置き換えダイエットがもっとも優れている点は、必要な栄養素を十分摂取しつつ、エネルギー(カロリー)の摂取量を人間が代謝で使用する最低限必要な量にまで制限できる点です。

 

これにより、足りない分のエネルギーを補うために体について脂肪が燃焼されやすくなるため、開始後早い時期から体重減少やウエストサイズのダウンなど、目に見える結果としてあらわれてくるのが特徴です。

 

ではこの置き換えダイエットは、健康的に痩せるために誰でも行ってよいものなのでしょうか。

 

インターネット上でもこの食事置き換えだけでなく、食事制限系のダイエット自体、賛否が分かれているのが現状ですが、私はこの摂取エネルギー量を制限するという食事置き換えは、筋力トレーニングや日常生活の改善と合わせて初めて効果を発揮するダイエットだと思います。

 

ダイエットを行う=食事の置き換えだけやればいい と考えてしまう方も多いですが、やはり健康的に痩せるにはそもそもの代謝能力をアップさせ、ストレスのない生活リズムを整えるのが不可欠です。

 

あくまで食事の置き換えはダイエットを始めるきっかけにしたり、他のエクササイズと合わせて取り入れる補助的な役割と考えて取り組むのが、リバウンドしにくい痩せ体型への近道だと思います。

 

置き換えダイエットの注意点

 

うーん、1~2回の食事を低カロリーな食品に置き換えればそれでOKというわけではないのね。

うん、日ごろから食べ過ぎなどでカロリーとりすぎてる人は初めて数日で体重は減り始めるんだけど、同時に筋力アップさせて代謝を向上させておかないと、置き換えをやめたとたん、あっというまにリバウンドしちゃうんだ!

リバウンド・・大嫌いな言葉にゃ・・

それ以外にも、置き換えダイエットにはいくつか注意点があるから紹介するね。

 

置き換えダイエット食品は低カロリーすぎる

 

食事の一部分を豊富な栄養素が含まれるダイエット食品で補うといった利用方法であれば、日常生活や筋力トレーニングを行いながらでもエネルギー不足に陥ることはないでしょうし、食事とのバランスを上手に保てば効果があるかもしれません。

 

しかし置き換えダイエットを目的とした専用のダイエット食品は、どの商品も含まれる栄養素の豊富さに比べて、圧倒的にエネルギー量が少なすます。

 

エネルギー量が足りないと、筋肉量をアップさせる目的の筋トレやストレッチの効果が十分発揮できず、疲れやすくなったり体調を崩したりといった可能性まで出てきます。

 

正直なところ、食事で不足しがちな栄養素を、これらの健康食品で補うという使い方もあまりおすすめできません。

 

だって、それならもっと手軽で安価に摂取できる、サプリメントなどの製品を利用することで十分事足りますもんね。

 

病後や産後に取るべき食事とは

 

産後の女性は、代謝で使用する2,000kcal+350kcal以上のカロリー摂取をしないように心がけつつ、母乳のもととなる血液量が増える葉酸などの栄養素を積極的に摂り健康を害さない程度の軽めの運動などを行って緩やかに痩せることを目指すのが理想です。

 

また、病気や病後で体調が万全でない方も、無理に置き換えダイエットをするよりは、いったんダイエット活動は控えて病気やけがの回復に集中したほうがよいです。

 

ちなみに、前述の人気商品「マイクロダイエット」の公式ホームページには、病気の方や産後の方のダイエットに使用してよいかどうかについては記載がありません。

 

そのかわり、マイクロダイエット販売元であるサニーヘルス株式会社が運営している「マイクロダイエットネット」という情報配信サイトでは、産後に体型を戻すための食事について以下のようなポイントを紹介しています。

  1. 食事は3食きちんと食べ、なるべく和食中心の食事を。味付けは薄味で素材の味を楽しめる程度に。
  2. 主食は白米よりも雑穀米、白いパンよりも全粒粉パンに。玄米なら無農薬のものを。
  3. カレー、シチュー、揚げ物の頻度は減らし、和え物、焼き物、蒸し物などを中心に食べる。
  4. スナック菓子、ファーストフード、袋に入った菓子パン、調理パン、ドーナツは、できる限り避けて。 
  5. 水分補給は水かノンカロリーのお茶に。
  6. 間食はナッツ、ドライフルーツ、焼き芋などがおすすめ。
  7. 体重管理と直接関係はないが、辛いもの、スパイスなどの刺激物は避ける。母乳の味に影響し、赤ちゃんが飲まない場合も。

 

置き換えダイエット商品の開発元が、産後は3食きちんと食べることを推奨しているのですから、少しでも体調に問題があると感じているかたは、置き換えダイエット商品などを使用した、低カロリー状態を目指すダイエットは行わないようにしましょう。

 

まとめ

置き換えダイエットは、過食の時代と言われる現代では、日ごろの食生活を見直して必要最低限のカロリー摂取を行うためのダイエット方法です。

 

しかし、低カロリー状態では代謝アップのための筋力トレーニングの効果に影響が出てしまいますし、産後すぐの女性や病中・病後の方にとっては体調を崩す原因になる可能性もあるため、該当する方にはおすすめできないダイエット方法といえます。

 

とはいえ、なかなかダイエットを始められずにいる方で、とりあえず痩せるために何かを始めたい!ときっかけにしたいと考えている方は、これらの置き換えダイエットはある程度有効だと思います。

 

過剰に摂取すると脂肪になりやすい糖質を控えめにする程度の食事制限でも体重減少には十分効果はありますが、もうワンランク上の効果を実感したい方は、マイクロダイエットなどの専用製品を試してみるのもよいでしょう。

 

体重が減ることが実感できれば、やる気もアップして本格的なダイエットを始める気持ちになる可能性も大いにあります!

 

くれぐれもその時の体調と相談しながら、無理のない範囲で始めてみましょうね。

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