ダイエットに年齢は関係ない?女性が年々痩せにくくなる理由はコレ!

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こんにちは、もへじです。

先日6歳の息子が通っている小学校で運動会がありまして、妻・あおいと応援に行ってきました。

コロナ渦ということで運動会の種目も時間も制限されてはいましたが、子供たちの元気な声と笑顔があふれるよい運動会だったなぁと夫婦でほっこりしております。

その運動会のさなか、あおいがこんなことをつぶやきました。

ほかのおうちのお母さん、みんな若いから私ほど太っている人、いないね・・

あおいは息子が小学校に通いだす前にある程度痩せるつもりでダイエットに励んでいましたが、なかなか思うように痩せられずにいました。

そのため若干ダイエットに対して自信をうしなっており・・最近では「痩せられないのは他のお母さん達よりも年上だからだ」と考えるようになっているようです。

ですがダイエットで痩せにくくなった理由って、本当に年齢のせいなのでしょうか。

今回は、知っていそうであまりよくわかっていない、女性のダイエットと年齢の関係について解説してきます。

 

ダイエットが年齢に関係があるふたつの理由

若いころはちょっと運動したり食べすぎに注意しているだけで簡単に痩せられたのに、最近はめっきり痩せにくくなってきたな・・・と感じている女性は多いのではないでしょうか。

うちの妻も35歳までは50キロ台後半の体重をキープしてどちらかというとやせ型体型でしたが、出産を経験し40歳を超えたあたりから急に太り始めたんです。

それまでは少し太ったかな?というときに軽めのダイエットをすればすぐにもとの体重・体型にもどっていたのですが・・・

そう、じつはダイエットは年齢を重ねると、効果が得られにくくなるんです!!

その要因は大きく二つあり、ひとつは「女性ホルモンの分泌量の低下」、もうひとつは「筋肉量の減」です。

男性と比べて加齢による体の変化が著しい女性にとって、この二つはダイエットを成功させるためにきちんと対策をとる必要がある課題といえます。

 

女性ホルモンの分泌量低下

そもそも「ホルモン」は、身体の機能が正常に働くために分泌される成分で、女性ホルモンと男性ホルモンの他に、私たちの体の中に100以上の種類が存在している言われています。

そのなかで、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが崩れることが、ダイエットが年齢に関係があるとする最初の理由です。

 

女性ホルモンの役割

女性の体内で増減を繰り返す女性ホルモンは、月経や妊娠など女性特有の体の変化に伴い、体に脂肪がつきやすい状態にしたりむくみやすい状態にしたりと様々な作用をします。

髪の毛や肌つやを整えるのも、この女性ホルモンの有名な働きのひとつですよね。

女性ホルモンはいわゆる「女性らしい体つき」を維持するための働きをする、女性にとってとても大切な存在です。

 

男性ホルモンとの関係

一方で、女性の体には筋肉の発達や骨格の形成、汗や体毛といった、いわゆる「男性らしさ」を整えるのが男性ホルモンです。

この男性ホルモンはこれら男性らしさをキープするために、代謝を活発にする作用というのが見逃せないポイントになってきます。

男性ホルモンという名前なのに女性の体に存在するの?と思うかもしれませんが、象徴的に男性女性というネーミングがされているだけで、女性にも男性ホルモンが分泌されていますし、反対に男性にも女性ホルモンが分泌されています。

そしてこの、女性ホルモンと男性ホルモンの体内におけるバランスが加齢によって乱れることで、痩せにくい体になってしまうのです。

 

女性ホルモンの減少で太りやすくなる?

本来女性の体の中のホルモンバランスは、「女性ホルモンの分泌量>男性ホルモンの分泌量」となっているのですが、加齢などで女性ホルモンの分泌量の割合が男性ホルモンのそれに比べて減少することで、女性の体の代謝が男性型に近くなっていきます。

女性ホルモンが減ると代謝が減って痩せにくくなる・・と考えている方が多いかもしれませんが、実はその逆で、ホルモンバランスが男性型に近づくことで、相対的に代謝がアップした状態になるのです。

え、代謝がアップするっていうことは、年を取ったほうが痩せやすくなるってことジャン!

代謝がアップすると聞くとそう考えてしまいそうだけど、実は代謝がアップしても痩せにくくなってしまう理由があるんだ。

ええっ?なんで!?まったくわからないにゃ!

続けて詳しく説明していくね。

 

筋肉量の減少

ご存じの通り筋肉は、量が多ければ多いほど多くのカロリーを消費して、男性らしい筋肉質な体系を維持してくれる役割があります。

痩せている方はそれなりに筋肉がついた体つきをしていますよね。

その筋肉ですが、通常30歳~35歳を境に、私たちの体から年間約1%ずつ減少していくといわれています。

とくに女性の場合、特別スポーツなどを趣味にしている方以外は家事や育児などに追われて運動するためのまとまった時間を作ることも難しく、男性に比べて筋肉量の低下が著しくなってしまいがちです。

年を重ねるごとに痩せにくくなるのは、筋肉量が減ることも大きな要因です。

 

代謝がアップしても筋肉量が少ないと・・・

さらに、さきほどご説明したとおり、女性は加齢によって女性ホルモンの低下し、その結果、相対的に代謝がアップするのですが、せっかく代謝がアップしても肝心の筋肉量が低下してしまっていると、食べ物からの栄養を多く体の中に取り入れる量は格段に増えるのに、の栄養や体脂肪を燃焼させる筋肉量が十分でないためにカロリー消費が不十分となり、余った栄養分が体脂肪となって体に蓄積されていくのです。

 

まとめ

ダイエットに年齢が関係あるかどうかについて、加齢により低下する女性ホルモンの分泌量と筋肉量にスポットを当ててご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

月経や出産、閉経など、ホルモンバランスの変化が激しい女性にとって、加齢による女性ホルモンの分泌量の低下は避けては通れない変化です。

しかし、このホルモンバランスの変化によって代謝自体が相対的にアップするということは、筋肉量さえ維持できればダイエットで痩せやすい状態にできるということなので、あきらめないで理想の体型を手に入れることができるよう頑張りましょう!

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