コロナウィルスの影響でせどり・転売のイメージが最悪に!

こんにちは、もへじです。
緊急事態宣言が発令されて久しいですが、みなさん元気に過ごされていますか?
さて本日は久しぶりにせどりネタの記事を投稿します。
せどり・転売へのイメージが最悪になっている現状についてのレポートです。
もくじ
コロナ禍でのせどり・転売世情
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、4月16日に対象が全国に広がった緊急事態宣言。
全国一律で5月6日まで継続ということですが、今回のコロナ禍はその期間では治まらず、5月中旬以降も継続するだろうというのが大方の見方です。
緊急事態宣言が発令されてまだ1ヶ月も経っていませんが、だんだん世間でもいわゆる「コロナ疲れ」が目立ち始めており、日常に追いてもストレスフルな生活を余儀なくされています。
このような特殊な情勢下で、せどり・転売に対するイメージがとても悪化しています。
転売ヤーのイメージが過去最高に下落
コロナウィルス感染が広がりを見せてからというもの、せどり・転売をいそしむ人へのイメージ悪化が止まりません。
4月中にあった転売イメージを下落させた代表的な出来事は、なんと言っても次の3点でしょう。
- ネット上でのマスク転売の横行
- ニンテンドースウイッチ買占め事件
- 子供向け商品の高額化
1.マスク転売の横行

緊急事態宣言が発令されるもっと前、豪華客船でコロナが・・というニュースが出始めた2月下旬の時点で、すでに転売の嗅覚が優れている方はマスクの買占めを始めていました。
私が生活するエリアのドンキホーテなどでも、3月1日時点ですでにかなりの量のマスクが棚からなくなっていました。
ただこのときはまだ、転売目的というよりは家族の分を買って帰るための大量購入や、自分の国に送ってあげるためのまとめ買い目的の中国人の方なども多かったようです。
しかし3月中旬になると、量販店でもドラッグストアでもマスクが空っぽ状態になり、それに合わせるようにネット上で高額な価格設定のマスクが大量に出品されるようになりました。
このころからテレビやインターネットのニュース際となどでマスク転売が問題化したのは皆さんご存知のとおりです。
「大切なマスクを買い占めて高額販売する」転売行為が”悪”という見方が強まり、せどり・転売を生業としている方へのイメージがとてつもなく悪くなってしまいました。
2.ニンテンドースイッチ転売
外出自粛が言われるようになってからというもの、巣篭もり消費という言葉が聴かれるようになりました。
そこでせどらー、転売ヤーがまっさきに目をつけたのが「ニンテンドースイッチ」や「プレイステーション4」などのゲーム機本体です。
特にニンテンドースイッチは子どもがいる世帯を中心に需要が大爆発し、大型電気量販店やおもちゃ屋にお客さんが殺到した経緯があります。
それでもこの流れは収まるどころかますます加熱しており、4月26日現在、中古のニンテンドースイッチでコロナ騒ぎが起こる前に比べて1万5千円も高く取引されています。
そんな流れを敏感に察知した転売ヤーが、某家電量販店で開店前から大行列を突くって大量のスイッチを買占めする姿がニュースなどで紹介され、社会問題になったほどです。
必ずしもすべてのせどらー、転売ヤーがこのようなわかりやすい買占めに走ったわけではありませんが、転売に対する世間のイメージは、マスク転売のニュースにつづくこういった転売でますます地に落ちました。
3.子ども向け商品の高額化
ニンテンドースイッチ転売にも通じますが、学校の休校や幼稚園の休園などもあり、ずっと家にいるこどものためにと、世のお父さんお母さんは人気のある玩具などをネット通販などで購入しています。
もちろんこのジャンルに目をつけたせどらー・転売ヤーもたくさんおり、低下で仕入れた商品に少なくない上乗せを加えて転売する行為が通常化しています。
こういった動きに反発しているのが子どもを抱える世帯の方たちです。
日曜生活品とあわせて、こういった子供向け商品の転売もストレスがたまりがちな子育て世帯に悪いイメージを植えつける原因になってしまっています。
転売ヤーの言い分
ただ当の転売ヤーは、こういった悪いイメージや世間の声などどこ吹く風で転売活動にいそしんでいます。
その言い分は、「手に入りづらい店舗取扱商品を、ネットで売っているのだから、すべての方の購買機会の増加に助力している」、または「ゆずってくれてありがとうと感謝されることもある」といった、転売は悪くないといった理論に基づく内容がほとんでです。
内心うしろめたさを感じながら転売をしている方も多いですが、転売自体は悪ではない、法律で規制されている犯罪行為ではないという根拠のもと、転売をやめる雰囲気はありません。
転売に対する世間の声は
転売ヤーについての反感をもった世間の声は日に日に強まっています。
もともと人気グループのコンサートやスポーツ観戦チケットなどの転売は昔から悪とされ、実際に法律で明確に禁止されていますよね。
しかし具体的に犯罪として取り扱われていない商品についての転売は相変わらずなくなっていませんので、今回のコロナ騒ぎもあってもともとよくなかった転売に対するイメージは悪化の一途をたどっています。
なかなか厳しい声が多いです・・
普段はそこまで転売された高額商品に悩ませられることがない方たちも、今回のコロナウィルスの影響による巣篭もり消費で高額転売問題を目にすることが増え、転売=悪が浸透してしまっています。
まとめ
現在転売についてのイメージは最悪の状態です。
しかし、前述の転売ヤーの言い分のとおり、手に入りにくい商品を高額でもよいから手に入れたいという消費者は少なくなく、あいかわらず転売に対するイメージはよい悪いの間で揺れています。
ただあまりにも高額な上乗せをしての転売が目立つようになると、手数料くらいの上乗せでゆるやかに転売・せどりをしている方にも悪影響がでて、転売自体が法的に規制される事態になりかねません。
度を過ぎた転売は控えめにして、困った人の足元を見るような取引や買占めは今の時期だけは控えたほうがよいのでは、というのが私の考えです。
とはいえ、こういった転売がらみの問題は今後ますます増えていってしまうんだろうなと思います。